デザイナーとイラストレーターの違いについて

グラフィックデザイン
駿
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デザイナーとイラストレーター、似たような仕事に見えて全然違う仕事です。

どっち付かずで良く考えずに就職してしまうと、仕事を覚えても途中で辞める事になってしまって、本人にとっても、会社にとっても時間の損害なので、それぞれについて解説したいと思います。

これを見て、自分がどっちを目指したいか考えてから確実な進路を歩んでください!

デザイナー

ずデザイナーはほとんど絵を描きません。絵が好きで自分の絵で仕事がしたい人はにはオススメ出来ません。そういう人は就職したとしても、途中で大体辞めて行きます。ただ、イラストレーターとして人気になる前の安定収入と考えると選択肢としては考えていいと思います。

基本、チラシなどで絵が必要な時は、大体フリー素材を使うので、絵は描きません。その代わり、文字組やレイアウトなど、文字とレイアウトの知識が必要です。ここを綺麗に組めるかによってプロの仕事かそうで無いかは簡単に分かります。

就職した場合、様々な業種のテイストに対応しなければならない為、一つのテイストを極めたい人にはミスマッチになります。

文章で伝える事が多い為、文章力が必要です。クライアントの行ってる事業を分かりやすく説明するために、出ている原稿以上の事を調べたりする必要もあるため、色々調べるのが好きな人には向いてます。

会社員で就職となるとある程度のクオリティが必要ですが、フリーランスでやるのであれば、クライアントが作った制作物に満足すればいいため、クオリティが求められない事が多いです。

強みの分野があれば、転職もしやすい

会社によってはパッケージや流通チラシなど、強みがある分野があります。そのような分野間の転職は容易に転職が決まりやすいです。会社員デザイナーとして長くやって行きたいのであれば、需要がある強みの分野で自分のスキルを伸ばして行けばいいでしょう。

イラストレーター

自分の描いた絵をメインにして働きたいのという人はこちらです。ですが、自分の好きな絵を描いてすぐ稼げるようになるかというと、違います。世間の需要を良く見て、売れる絵を描けるようにならなくてはいけません。

就職を選んでしまうと、安定はしますが、既にあるイラストの手直しや、差分の作成など、雑務が中心になって、自分の描きたい物を描けなくなる危険性があります。

最初はデザイナーをやりつつ、副業でイラストレーターが安定する

自分の好きなイラストで安定して稼ぎたい場合は、会社員デザイナーをやりつつ、副業でイラストレーターをオススメします。プライベートの時間で、各種SNSやリアルイベントで自分の好きなイラストを発表し続けて、人気出てきたらデザイナーを辞めて、イラスト一本で仕事するのがいいと思います。

色々なSNSやイベントに発表する事によって、自分のイラストが世間に需要があるか分かるので、イラストレーターになったのに、全然仕事が無いという事態は防げると思います。

大事なのは、他の仕事しながらでもイラストを継続して発表し続ける事。イラストレーターとしての実績を重ねる事で、自分のイラストで稼げるという事が分かりますし、自信にも繋がります。

リピーターやファンを増やして行き、自分のイラストを使ったグッズ販売や書き方解説など、イラスト以外でも稼ぐ手段もあります。

色々なテイストを描けるイラストレーターも重宝しますが、自分の好みのタッチのイラストを極める事で、そのテイストを求めるクライアントからの仕事だけが来て、ずっと自分の好きな仕事を受け続けるという戦略もあります。それを目指す場合、セルフブランディングが大事になって行きます。

最初はTwitterやpixiv、InstagramなどのSNSで自分のイラストを発表してファンを増やしつつ、クラウドソーシングや知り合いなどから仕事を取って行きましょう!

クラウドソーシング「ランサーズ」

どちらもスキルの掛け算で差別化を測ろう

デザイナーでしたら、webやマーケティングの知識、イラストレーターでしたら、アニメーションや、漫画やVtuber用のモデリングが出来るようになると、他の方との差別化に繋がり、仕事に繋がりやすくなります。食いっぱぐれしないために、メインの分野から枝葉を広げて、日頃からメイン以外での需要を探って行きましょう!

駿
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似たような仕事に見えて、やる事は全然違うので、どちら重視でやりたいか、最初から見極めて、なりたい方面を目指して行きましょう!

ではでは〜

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