流通チラシデザイナーが季節によって使う色彩

流通チラシはよく季節の色合いを使って、文字が多い紙面を華やかにします。流通チラシとは、スーパーとかデパートとかが出している物の値段やお買い得情報が書いてあるチラシです。

春

3〜4月で使う色彩

この時期はピンクを使っておけば間違いないです。ピンク使い過ぎてワンパターンになって来たなと思ったら緑とかに逃げます（笑） とにかくピンクをベースに全体的に淡い色合いでまとめます。装飾も桜を入れておけば華やかになるので、作りやすいです。

5〜6月で使う色彩

緑が濃くなって来た季節なので、濃い緑中心で構成します。そこに水色とか入れます。ゴールデンウィークチラシはこれに赤とかオレンジとか入れて派手にするパターンもあります。梅雨の季節は藤の色である紫とか水色とか使って、少し儚い感じも出したりもします。

夏

7〜8月で使う色彩

青を中心に構成します。とにかく涼しげな感じを全面に出します。緑も濃い緑を使います。そこに差し色で黄色を使うとアクセントになって紙面がパキッとします。風鈴やひまわりやスイカのイラストを入れたり、お祭り感を出したりします。

秋

9〜11月で使う色彩

とにかくオレンジ！この時期はオレンジを使いまくります！さらに冬に近づくにつれ、茶色とか、紫を使って暗いような落ち着いた紙面になります。イラストも紅葉を使っておけば間違いないです（笑）

冬

12月で使う色彩

暗い青とか無彩色系を使います。クリスマスに近づくにつれ、クリスマスカラーの赤とか緑とか使います。金色の差し色があれば、画面が華やかになるので、よくキラキラオブジェクトを紙面に飛ばしたりします（笑）

1月で使う色彩

年明けから一気に明るい色にします。オレンジとかピンクとかキラキラ金色とか、とにかくおめでたく華やかな色彩になって来ます。デザインテイストも筆文字などを使い、和テイストが多いです。

2月で使う色彩

もう正月も過ぎたし、桜にはまだ早いしで、難しい季節です（汗） 梅の色のピンクとか茶色とか鈍い緑とか使って、あんまり派手にならないようにデザインします。この時期のチラシは一番色やあしらいに迷います。

デザインの色使いに迷ったら季節感出せば大体間違いない

日本は四季を楽しむ国なので、クライアントさんにリクエストや、こだわりがない限りはチラシは季節感出してデザイン作成するのが一番いいのかなと思っています。何でこの色にしたのとかクライアントにも説明しやすくなります。

いちデザイナーの意見として参考にしてみてください^ ^

ではでは〜