デザイナーが学校から会社に入社した時のギャップ

グラフィックデザイン
駿
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デザイナーになる為の学校生活は課題はあるものの、わりかし好き勝手に作品を作って良い為、とても楽しい授業が多いです。

ですが、そのままの感覚で会社に入ってしまうと、ギャップが沢山ある為に、新卒の離職率も凄く高いです。。。。

ギャップの原因と少しでも前向きになれるような対策を書きます。

良くあるギャップ4選

新卒の頃の実体験を元に書いてます。大体この辺が良くあるギャップだと思います。大体の人がこの辺の感覚に陥ると思います。

好きに作れる訳ではない

学生の頃はある程度好き勝手に作れていて、少しの講評で作品自体を否定される事はほとんどありません。

社会人になると、クライアントの為の利益の為に作品を作ります。しかも最初うちはデザイン力も未熟な事が多い為、上司から何度も修正が入り、制作スピードも遅い為、長時間残業になりがちです。

そのギャップから嫌になるパターンが多いです。

クライアントの好み優先

一生懸命に作ってもクライアントの好み次第でデザインのやり直しと言うのが良くあります。作った物の思い入れが強いほどその作り変え作業も嫌になります。作品に対して思い入れをあまり入れないのがメンタルを守るコツです(T ^ T)

放置される事もある

デザイナーは会社によっては多忙な事が多いです。先輩方も多くの仕事を持ってる為、あまり仕事を振られずに放置される事が多いです。もちろん放置時間は遊んでいい訳ではありません。先輩方に積極的に手伝える事が無いか勇気を振り絞って聴く必要があります。

デザイン以外の仕事を振られたりする

どんなにデザインが好きでも、会社によってはデザイン以外の仕事を振られたりします。私も入社半年で製版の部門に行かさせてモチベが上がらずに仕事を仕方なく続けてた時期がありました。

解消するには

思ってたのと違ったは良くあります。特にデザイナーの場合は、デザインの戦力にならないと分かると、オペレーション的な仕事に回させる事が多いです。最近は教育に余裕もない会社も多いので、ずっとモヤモヤな気持ちで仕事をするパターンも多いです。

結論から言うと、すぐ辞めるのはもったい無いです。違う仕事をやらされても、将来やりたい事に近い事を出来るようになった時にその知識が役に立つ事が多いからです。

私は新卒入社半年で興味の無かった製版の部署に行かさせて、製版の仕事をやる事になったんですが、7回転職してデザイン仕事中心になった今でも製版の知識が役に立つ事があります。その辺がちょっと遠回りしてデザイナーになった強みかなと感じでいます。

続けていれば慣れて楽しさも増えて来る

何にでも慣れがあるように、デザイン作業も慣れてしまえば仕事も早くなりますし、コツも掴めて来ます。そして日頃からデザインする事を愚直に諦めずに続けていれば、仕事も振られる事が増えて来て、学生の頃のように仕事でもデザインする事に楽しさが見出せるようになります。

最初のうちはモヤモヤが募りやすいデザイナーと言う職業ですが、続けていけばなんとかなる場合が多いです。

一番大事なのはデザインが好きと言う気持ちを持ち続ける事。

色々ありましたが、ずっとデザインする事が好きだと言う気持ちは変わらなかったし、そのおかげで今もなんとかデザイナーとして続けられています。

駿
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仕事なので、大変な事もあるけど、作った物が評価されるのは嬉しいし、表現した物に対してお金を頂けるので、凄く素敵な仕事です。

今デザイナーを続けようか悩んでる方は、なんとか乗り越えて、素敵な作品を作り続けて行きましょう!

ではでは〜

転職についてはこちらを参考にどうぞ。

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